チャーリー・パーカー
・生存年:1920年8月29日 - 1955年3月12日
・出身国:米国
・主な楽器:アルト・サックス
・主なジャンル:ビバップ
・聴きやすさ:★★★☆☆
チャーリー・パーカーは1940年代から50年代に活躍したジャズサックス奏者です。
ディジー・ガレスピーと共にモダン・ジャズ(ビバップ)を創った人としてその後のすべてのジャズプレイヤーに多大な影響を与え続けている人物です。
天才的なアドリブ演奏は今現在においても研究対象となるほど伝説化しており、数多くのジャズプレイヤーから尊敬される一方、薬物やアルコールによって心身の健康を損ない、わずか34歳でその波乱な人生を閉じています。
さて、僕自身はどうかと言うと、他の多くのジャズ・ファンの方々も言っていますが、なにせ最も活躍した頃の録音が鮮明ではなく、それがいいと言う人もいますが、その演奏も初めの頃は馴染みやすいものではなく、あまり好きではありませんでした。
しかし、聴けば聴くほどその技法やサウンドに驚かされるようになってきます。
ほとんど練習せずにレコーディング・スタジオに現れ、他の誰よりも楽曲を理解して演奏したという話もあります。
バードという映画もありましたね。
ヤード・バード、バードとは彼の愛称です。なんでもチキンが大好きでよく食べていたとか、その他いろいろな説があるようです。
とにかく、ある時期以降のすべてのジャズ・プレイヤーは彼の影響を受けていますし、その存在はジャズを語るうえでははずぜないものなのです。
画像(お勧め楽曲)では、(数本しかないと言われる)彼の動画をアップしています。
とくとご覧ください。
一つ目の動画は左がコールマン・ホーキンズというテナー・サックス奏者で、右がチャーリー・パーカーです。コールマン・ホーキンズが演奏している時のチャーリー・パーカーの顔の表情がなんとも彼らしいというか、やんちゃというか、可愛いというか、とにかくなんとも見ものです。
二つ目の動画、余裕ですごい演奏をしています。
ドラム・ソロを笑顔で見ている彼も楽しそう♫
理論だとか、そういった類のものでははかれない自由。なのに、演奏は完璧。
天才ってこう言う人のことをいうのかなあ。
聴いてみたい!って方はコチラからどうぞ!
Charlie Parker Discography
- Live at Townhall w. Dizzy(1945, first released in 2005)
- Bird and Diz at Carnegie Hall (1947)
- Bird on 52nd Street (1948)
- Jazz at the Philharmonic (1949)
- Charlie Parker All Stars Live at the Royal Roost (1949)
- One Night in Birdland (1950)
- Bird at the High Hat (1953)
- Charlie Parker at Storyville (1953)
- Jazz At Massey Hall (1953)