アート・ペッパー
・生存年:1925年9月1日 - 1982年6月15日
・出身国:米国
・主な楽器:アルト・サックス
・主なジャンル:ウェストコーストジャズ
・聴きやすさ:★★★★☆
アート・ペッパーは1950年代にウエストコースト・ジャズの中心的な人物として活躍したサックス奏者です。
その特徴はイケメンで聴きやすい甘い音色でしょうねー。
代表曲の一つの「You’d Be So Nice To Come Home To」を画像(お勧め楽曲)で選択して聴いてみてください。
力の抜けた演奏ですねー。これがなかなか演奏すると力がいるんです。
タメて吹くので、力が抜けているようで、力がいるんですねー。
ビバップの素養があるので、やはりソロの演奏にはところどころその要素があります。
この曲は白人のウエスト・コースト・ジャズの代表曲の一つと言ってもいいでしょう。
ざっくり言うと、やはりジャズの中心は1950年代のアメリカにあり、それも大きく2つに分類されます。
一つは東海岸ニューヨークを中心とした黒人の熱いジャズ。
もう一つは西海岸の白人のクールなジャズ。
これからジャズを聴こうとお考えの方は、西海岸からせめていかれた方が入りやすいと思います。
そしてもう一曲、「Everything Happens To Me」。多くのジャズメンが演奏しているスタンダード・バラッドの名曲ですが、アート・ペッパーの演奏、特にいいです!晩年のアート・ペッパーいいです!もうこれは、なんと言うか、心の奥底からひねり出して唄ってます。
僕は例えばヘッド・ホンでこの演奏を聴いていると、涙が出てきます。
画像(お勧め楽曲)で選択して是非聴いてください!
ザ・ジャズ・バラッドです。必聴です!
なお、この曲はアート・ペッパーが亡くなる前年、1981年のライブアルバム「Road Game」に収録されています。お買い求めの方は、リンクをクリック!
そういった意味で、アート・ペッパー、おすすめです。
聴いてみたい!というかたはコチラからどうぞ!
Art Pepper Discography
- Surf Ride (1956)
- Art Pepper Quartet (1957)
- Modern Art (1957)
- The Art of Pepper (1957)
- Art Pepper Meets the Rhythm Section (1957)
- Art Pepper + Eleven (1960)
- Smack Up (1960)
- Getting Together (1960)
- Intensity (1963)
- Living Legend (1975)
- Art Pepper Today (1978)
- Live in Japan Vol. 1,2 (1978)
- Among Friends (1978)
- Straight Life (1979)
- One September Afternoon (1980)
- Winter Moon (1981)
- Roadgame(1981)
- Goin' Home (1982)
- Tete a Tete (1983)
- Art Pepper With Warne Marsh (1986)
- The Complete Village Vanguard Sessions (1995)